今日もカメラと。

好きなカメラの事を、好きに書いています。

Hektor 12.5cm F2.5 で梅雨時を。 【デジタル編②】

Hektor 12.5cm F2.5で取った梅雨、第二弾です。

今回はベローズ編。 

ここへ来て気づいたのですが、このシリーズ、「デジタル編」と冠している通り、次はフイルム編となるはずでした。

やるならポジ!と思っていましたが、まともに撮影しないうちに梅雨が開けてしまったのでした。

ということで、フィルム編はまだ別のシチュエーションで。

 

 

 

 

 

 雨の日撮影。

折角近接が出来るのなら水玉が載った植物とか撮りたいよな!

っと思い、小雨の中傘を差しながら撮影を強行したのでした。

雨がかからないように気をつけつつ撮影しましたが少し無理があったかも。

 

 林の中

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雨の日。水に濡れて落ち葉やキノコが光っているのが好き。

この時期ならではでしょうか。

木の葉の写真は1枚目は開放、2枚目は少し絞った。F5.6くらい?

湿った感じが良いな。

 

 

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梅雨時になると生えてくるキノコ。

かわいくて好きで割と良くとっています。

地面ギリギリから撮ると良いのですが、今回の装備ではちょっと難しかったです。

 

木の枝

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木漏れ日の玉ボケが枠が出来るのでちょっと目立つかもしれません。
所謂バブルボケ?あれはもう少しはっきりしているのを言うのでしょうか。

 

 

水玉とクローバー

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これこれ。

これをやりたかった。

特に3枚目はギリギリまで近づいてみました。

水玉部分がフレアっぽく滲んで美しい。

ニッコールの55/1.2や50/1.2とはまた違った感じがします。

 

シロツメクサ

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不思議な描写になりました。

デジカメのモニターで確認した時、花の部分がオーバーに見えてアンダー目に撮った覚えが。

多分滲んてコントラストが低くなっているのが飛んでいるように見えたのかもしれません。

良いなー。

 

 紫陽花

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定番。

当然狙います。

紫色の花の発色がすごく良いように思います。

 

その他

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 反省。

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気を付けていて撮影していたつもりですが、結構濡れてしまいました。

ベローズ特にベローズはあまり濡らしたくなかったのですが・・・。

帰ってしっかりと拭いて乾かして何とか無事でした。

基本は雨が怖くて撮影が出来るか!と有りたいのですが持ち出す機材は選ばないといけませんね。

 

ヘクトール12.5cmとベローズの組み合わせはとても楽しいです。

ベローズ装備でも、至近距離から中・遠距離が狙えるのはとても使い勝手が良いですね。

単体よりも滲みを活かした写真も撮りやすいように思います。

ただ、どうしても三脚が前提が前提になってくるので運用に気合がいります。

撮影倍率もそこまで高いわけでは無く、中望遠マクロが有れば事足りてしまうのかもしれません。

でもマクロレンズとはまた違った雰囲気の写真が取れる気ががするのです。

 いつかこれでバラを撮りに行ってみたいです。

 

あわあわ。

このレンズを購入直後の事。

使用後に前玉を清掃していてふと、落ちない白い点が付いていることに気づきました。

強力なタイプのクリーニング液で拭いてもダメ。

傷かよ!と思い念のためルーペで確認してみると・・・。

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気泡、でした。

古いレンズでよくあると聞いてはいましたが、見るのは初めてです。

落ちないはずです。

ムキになって擦りすぎないで本当に良かった・・・。

今の感覚からすると少し気になってしまったりもしますが、前玉径が大きいので仕方が無いのでしょう。

実写していて影響を感じることは有りませんでした。

 

 

フィルターについて。

純正フィルターしか装着できない?

このレンズのフィルターサイズはねじ込み式のE58、58㎜です。

このサイズ自体は普通にあるサイズなのですが、一部に普通のフィルターが付かない、純正フィルターが必要という情報あったので悩まされました。

純正フィルターは、あまり売ってないうえに結構な値段がするのです。

このレンズ、前玉が結構出っ張っている感じがするのでもしや干渉するのか?と思い純正フィルターを観察すると確かにレンズ側に余裕が有りそうな造りに見えます。

ということは、フィルターとレンズの間にフィルター枠を挟めば大丈夫なんじゃ!?

望遠レンズだし、けられることも無いだろう。

そう、考えたのでした。

早速枠取りようの銀枠フィルター1枚、新品フィルター1枚を確保。

作業する前に本当に直接つけてはダメなのか・・・と思い試しに捻じ込んでみることにしました。

ぶつかって傷が付くといけないので、レンズとフィルターの間にクリーニングペーパーを挟み、慎重に捻じ込んでいきます。

すると・・・。

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装着できてしまいました(笑)

レンズに緩衝している様子も有りません。

少なくともケンコー製PRO1Dは問題ないようです。

問題はフィルターを付けると付属の被せキャップが付かなくなってしまうことくらい。

結局汎用キャップをつけて完全実用モードで使用しているのでした。

 

結局純正フィルターも買った

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上記を試す前に海外から若干手頃な出物が有ったので取り寄せていました。

当たり前ですが、仕上げは素晴らしい。Pro1Dの銀は塗装みたいですし。

これを付けてもやはりキャップが付かなくなってしまいます。

しかし、このフィルター前枠にネジが切っていないので汎用キャップを付けることもできません。

残念ながらお蔵入りです。

 

余談。

上記個体を購入する前に国内のいくつかの個体をチェックした際に気になったのは、どの個体も点傷のようなものが付いている事。

古いから仕方が無いのかなと思っていました。

それで、諦めて海外の安い個体を入手して最悪ガラスを入れ替えるか・・・と思ったのでした。

で、届いた個体にもやはり同じような点が。

擦ってもとれない。

もしやと思ってルーペで覗いてみると・・・。

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気泡??

余り形は綺麗ではないけれど。

考えてみればこのフィルターの口径も大きいので、気泡が入っていても不思議ではないのかもしれません。

考えてみればガラスに点傷ってつきにくい気がするのですよね。

尖がったものでここまでの傷が付くなら薄いガラスだし割れるのではないかと。

実際のところどうなのでしょう。