前回の記事の翌日、改めて散歩に持ち出しました。
今回も散歩コースである小金井公園とその周辺。
前回は時間があまりなく梅園周辺でさっと済ませた感じですが、今回はのんびりいつもの周回コースを。
いつものところでいつもの写真。
今回も使用フィルムはKodak T-MAX100。
D850 + AF-S Nikkor 60mm F2.8にてデジタル化。
雲。天気が気持ちが良かったので。
お気に入り撮影ポイント。
奥行が好きなのです。
凧あげをする親子。
糸も写ってた!
前日も撮影した桜。大漁桜というらしい。
他の桜はまだな時期。天気も良いので人が集まっていた。
これも前日に撮影した木。
別角度から。
大きな楠。お気にいりで良く撮影しています。
妙に立体感がありませんか?
梅園にて。
今回では一番しっかりと写っている気がします。
細かい枝から、枝から下がる気の種類を書いた札までバッチリ。
絞りはF9くらい。その他はF11-16までガッチリ絞っているので、もしかしたら、テッサーは絞りすぎない方が良いのかもしれない。
今まで中判はガッチリ絞った方が結果が良いというイメージでした。
影。これも定番撮影ポイント。
ちょっと上向きすぎてるな・・・。
私の悪い癖の一つ。
モクレン。丁度見ごろでした。
モノクロ向きの被写体ですね。
これまた定番撮影ポイント。
後ろにある車の質感も凄い。
これもF9位。絞りは考えてみた方が良さそうです。
F3.5テッサーの写り。
今回も絞り込んで撮影した写真が主体ですが、3.5テッサーは本当によく写る。
特に近・中距離。樹木を撮影しても気持ちよく写ります。
特に梅園の写真は驚いた。
無限に近くなるとちょっと甘いのかな?と感じるコマも有りましたが、どうやら絞りすぎな可能性も出てきた為、まだ判断できず。
F16でもキッチリ写っている写真も有るし・・・。
今度遠距離を絞りを変えて何パターンか写してみたいな。
今のフィルムの値段だとやりづらいけど、今後の為に把握しておかねば。
考えてはいけない事。
普段、SNSには気にしないようにして投稿していますが、同じ場所を撮影した写真の多いこと。
定番撮影ポイント、と書いている写真はほとんど同じカットを何度も投稿しています。
まあ、ここ数年ただでさえ狭い行動範囲がさらに限定されてしまって居る為、どうしても仕方が無い部分があるとはいえそれにしても。
本来は撮らないという選択肢も有るのでしょうが・・・。
でも、撮ってしまうの!
何故なら、シャッターを押すのが好きだから!
運用コスト?そんなの考えたら負け!
好きなカメラで好きな好きなもの撮るの!
フィルムの売り上げにも貢献してるぜ!
・・・いつも、同じような写真を見せられて尚、付き合ってくださってる皆様、本当にありがとうございます。
コマ間問題について考える。
さて、前回も少し触れましたがこの度続けて撮影した4本のフィルム全て最終コマが切れてしまいました。
こんな感じ。これでも一番マシなコマですが、上の方にクリップの跡がつき、管理用のシールが貼られてしまっています。
これは、ローライフレックススタンダートはコマ間がくっ付いてしまうことが多いという事前情報をから、本来の1コマ目より進めてから撮影を開始したことが原因です。
コマ間の問題は、スタンダートのフィルム送りの機構*1に由来するもので、現在のフィルムは発売当初のフィルムより薄い為、送り量が少なくなってしまうため発生するようです。
というわけで、何らかの方法で巻取り軸を太らせ、送り量を増やせばよいと思われます。
よく言われるのが巻取り側のスプールに紙を巻いて、太らせるさせる方法。
しかし、毎回紙を用意するのが面倒な気がします。
フィルムを最初に多めに送っておけば巻取り軸が太って、送り量も増えるんじゃないか。
・・・そう思ったのです。
結果確かにコマ間はバッチリ出ました。
しかし、フィルムの端まで最終コマが行ってしまい、作業エリアと被ってしまったのです。
最初に余分に送った量が多かったのか・・・そもそも、そんなことしなくても良かったのか。
紙を巻くのが確実なのかもしれません。
今後いろいろ試してみようと思います。
*1:
フィルム送りの機構について。
※ 以下は個人的にカメラを弄って推察したものです。
ばらして確認したわけでは無いので話半分に聞いていただけると助かります。
手持ちのローライフレックス3.5F、2.8C、コードⅢすべて巻取り側に銀色のギア(?)のようなものが付いています。
これがフィルムに当たって回転することで一定のフィルムの送り量を感知、カウンターを動作させているものと思われます。
ので、フィルムを装填していない状態ではこのローラーが回転せず、カウンターも動作しません。
ところが、スタンダードにはこのギアが存在しません。
しかし、フィルムを装填しない状態でカウンターをリセット、レバーで空送りを行うとカウンターが動作します。
この時、レバーの回転角度がカウンターの枚数によってだんだん角度が変化していくのです。
このことから、スタンダードはカウンターの枚数に応じて予め決まった角度巻取り軸を回転させているものと思われます。(この枚数なら巻取側はこれくらい太くなっていると想定してある?)
まだカウンターが初めの頃は巻き取った量が少なくまだ巻取り軸が細い為、多く回転させる、カウンターが進んで巻取り側が太ってくると一回転で巻き取る量も増えるため、回転回数が少なくなる、といった感じでしょうか。
一見確実に思えますが、フィルムや裏紙の厚みが薄いと同じ長さ巻き取っても軸は想定より細くなり、送り量が想定より少なくなります。
これがコマ間が少なくなる原因と思うのですが・・・。
どうなのでしょう。
こういう考察を前提に記事を書いてます。間違えが有りましたらご指摘いただけると幸いです。