南の島に行きたい!そう思ったのです。
何故この時期かというと2月はオフシーズンだからなのです。
航空券も安く上がるし、現地も人が少なくて私的にはベストシーズン。
気温もTシャツ一丁で過ごせる位暖かいのです。
ここ数年のコロナ渦で我慢していましたが、そろそろ・・・。
ということで、出かけてみることにしました。
どうせ行くなら憧れていた波照間島へ!
※ 画像サイズを大きくしたため読み込みが大分重くなってしまいました。
Wifi環境推奨です。
波照間島。
石垣島から船に乗って80分程かかる島。
海が美しくニシ浜は八重山諸島随一の美しさらしいのです。
そもそも最南端ってロマンを感じますね。
以前より行ってみたかったのですが、冬場は海が荒れるため欠航が多くなかなかアクセスが難しい島です。
行けたとしても欠航で帰れない・・・という事態もあり得るため今まで躊躇していましたが、新型船の就航で大分安定したようなので今回行ってみることにしたのでした。
以下特段の記載がない限りLeica M11 + Summilux 35㎜ F1.4 2ndで撮影。
一日目
旅立ち
出発は7時成田発。
朝だか夜だか分からない時間に家を出ることに。
Super Angulon 21mm f3.4
飛行機までの移動用バスから降りて飛行機に乗り込む直前の一枚。
事前に21㎜にレンズを変え、シャッター速度を早めに固定し、目測でサクッと。
思いっきり傾いたけど何とか撮れた。
朝日と整備員さん。
良い感じに撮れた。
富士山!!
そういえば飛行機旅も数年ぶり。
前回はコロナ前の竹富島に行った時以来かな。
旅行直前まで忙しく寝不足気味だった上に、出発が早方為完全に寝不足だったので、飛行機の中ではほとんど寝ていました。
石垣島上空。天気は生憎の曇りですが、それでもこの色。良いなぁ。
飛行機の窓からの眺めはほとんどライブビューで撮っていました。
席の位置と窓との位置関係でファインダーを覗くのが困難だったのです。
ファインダーの選択肢があることはこういう時に便利。
ピントは無限遠に固定、露出は自動でパシャパシャ。
石垣島
石垣空港に到着してまずやった事は空に向けてシャッターを切る事でした。
飛行機の中で撮影画像に何個か目立つごみが有る事に気づいたためです。
↑の機内からの写真のも思いっきり写り込んでますね。
絞りを思いっきり絞って撮影してみると・・・。
うわぁぁぁぁ・・・。
慌ててブロア&ぺったん棒で除去。
持っててよかったぺったん棒!*1
以前海を撮った時に画面のど真ん中にごみが映り込むという痛い目を見てみたので今回は持ってきていました。
早速役に立つとは・・・。
M11は電源切らない状態だとセンサーが丸出し。
その状態でうっかりレンズ交換をすることが有るので付着しやすいのでしょう。
ごみ除去機能も無いので付いたらそのままです。
同じセンサー丸出しなZ6ではそんなに苦労した覚えが無いのはごみ除去機能が優秀だったからでしょう。
この後からレンズ交換には気を付けるようになりました。
それでも、今回の旅の中何度も清掃をすることになりました。
預け荷物を回収後、即バスで石垣港離島ターミナルへ。
石垣港でまず、波照間島への船のチケットを入手へ。
販売カウンターで案内ディスプレイには・・・「欠航」の文字。
事前情報では動いている筈では・・・。
おそるおそるカウンターで確認するとちゃんと出るとの事。
どうやら前の便の表示が残ったままになっていたようです。
勘弁して・・・。
無事チケットを入手です。
出港までしばらく時間が有るのでまずは・・・。
具志堅用高さんの像を撮影。
通りかかると必ず撮ってしまいます。
楽しそう。
皆さん同じようで常に人が写真を撮っています。
私は具志堅さんに特に思い入れが有るわけでは無いのですが、なんか好きなのですよね、この像。
あとは出港まで少し時間が有るのでフラフラ。
離島ターミナル内をふらふらして、昼食。
早速カメラを持って周囲をうろうろ・・・と行きたいことろでしたが、この時点で既に疲れ気味。
以前竹富島の宿で一緒だった方に教わった喫茶店に行ってみようかと、少し歩いてみました。
植込みの花も何か違います。
730記念碑。
1972年の沖縄復帰に伴い、7月30日に道路が右側通行から左側通行に切り替えられたのを記念したもの。
モーモー神社??
製麺所。なんかよい。
目的の喫茶店はその間に。
DR Summicron 50㎜ F2
DR Summicron 50㎜ F2
DR Summicron 50㎜ F2
アイスコーヒーとツナサンドを摘まみつつ時間までゆっくり。
両方ともおいしかった・・・。
お店の雰囲気もいい感じ。
また来たい。
さて、時間になったので港へ。
ぱいじま2。
新鋭の双胴船。
今回乗る船です。
この船が安定運航してくれているので以前よりは波照間島に行きやすくなっている模様。
いざ乗船。
さて。この波照間航路。
かなり揺れるとの評判です。
酔い止めは必須ということで、私も服用。
さてどうなるか・・・。
ゆらゆら揺れていたが、幸い耐えられないほどでは有りませんでした。
運が良かったのかな?酔い止めも効いたのでしょうね。
酔い止めの効果も有ってもここでも大半眠っていました。
無事到着。
波照間島
やってきたぞ波照間!!
暫く写真を撮って居たかったのですが宿の迎えが居るはずなので急いで移動。
お楽しみは宿に荷物を置いてから!
Summilux 35㎜。多分開放。ホテルの部屋を何気なく撮ったのですが、本当にい感じに写るよなぁ。
というわけで到着後早速探索開始。
とはいえ既に16時を過ぎているので、とりえず下見がてらニシ浜に向かってみることにした。
エネオス!こんなところで見慣れた看板を見かけるとなんか面白い。
この時期でも鮮やかな花が咲いて居るのよね。
海を目指して。道の先に海が見るのって良いなぁ。
お気に入りのポイントになり、翌日以降も結構撮ってます。
本日は生憎の曇り。こういう日は絞り開放にがハマる気がする。
ヤギ。結構飼われているようで島のあちこちで見かけました。
白い砂のような山が。
サンゴの石灰岩質の砂利かな?と思い近づいてみたら繊維っぽい感じ。
繊維っぽいものといえば・・・サトウキビ?
辺りも甘いような糠のようなにおいがしている。
後で聞いたらやはりサトウキビの搾りかすとの事。
燃料や肥料になるらしい。
製糖工場。
今が製糖の最盛期らしい。
ここまで来る途中もサトウキビ畑を多く見かけたが、刈り取られている畑も多かったです。
夏来るとまた違う景色なのだろうなぁ。
建物間から海が!
ああ、海が・・・いよいよ浜辺へ。
良い・・・。
曇っていても白い砂浜、海の青がとても良い。
これ晴れていたらすさまじいのだろうなぁ。
オフシーズンの曇りの日の夕方だけあってとても静か。
長居したくなる感じでしたが、夕食の時間も有るので今日はこれ位で。
売店。島内は街灯も少なくとても暗いので、数少ない店から漏れる光がとても印象的。
予約*2していた居酒屋 さんへ。
DR Summicron 50㎜ F2
DR Summicron 50㎜ F2
DR Summicron 50㎜ F2
DR Summicron 50㎜ F2
DR Summicron 50㎜ F2
普段酒を飲まないので、ビールとか久しぶり。
お料理もおいしかった。
カウンターで一人で居たら、地元の方が声をかけてくれました。
いろいろお話が出来て楽しかったのですが、元来コミュ障な人間なのでうまくしゃべれず。
失礼が無かったなら良いのだけど・・・。
写真も撮らせていただいた。
また来てプリントしたものを渡せたら良いなぁ。
店を出ると外は真っ暗。
ちょっと道を外れてみると街灯が無いので本当に濃い闇が見えました。
デジカメとF1.4のレンズの組み合わせでも結構厳しい感じ。
如何に東京の町中が明るいのかを思い知ります。
ちゃんとした三脚、持ってたら面白いモノが撮れ撮れそうな気がします。
次回は持って来よう。
宿の戻ってゆっくりしようと思っていましたが、ベットごろんとした瞬間にそのまま寝てしまいました。
疲れとアルコールのせいかでしょうか。
再び目が覚めたのは3時前でした。
外を眺めると星が。
明日は晴れると良いな・・・と思いつつ今度はちゃんと寝るのでした。
旅と機材。
今回の旅はLCCを使うので荷物の重量制限が厳しい。
あれもこれも・・・という訳にもいかないのでかなり悩みました。
最終的に持って行ったのは以下の通り。
まず、沖縄方面の海は絶対に中判ポジは必須だと思うのでRolleiflexは確定。
Elmar35㎜も使いたいのでM4も持って行きたい。
デジタルはどうしようか・・・と思っている時にM11がやってきたので持って行くことにしました。
サイズも小さくM4とレンズ共有も出来るので最適。
問題はレンズ。
- Elmar3.5cm F3.5
- Summilux35mm
- DR Summicron 50㎜ F2
- Super Anguron 21㎜ F3.4
- Noctilux 50㎜ F1
- ビゾフレックスⅢ+Elmar65㎜
結局かなりの大所帯になってしまいました。割り切るのが苦手な私。
35㎜と50㎜が二本ずつ(笑)
エルマー35㎜はM4の、ズミルクス35㎜はM11の標準レンズ、
DR ズミクロンはテーブルフォトなど、寄りたいときも含めた汎用50㎜。
スーパーアグンギュロンは広い海をドーンと撮りたいときがきっとあるだろうなと。
M11用35㎜はズミクロン35㎜ 2ndと悩みました。ズミクロンの方がどちらかというと周辺の乱れが少ない印象だったのですが、開放描写の面白さが欲しかったのでSummliluxの方に。
ここまでにすればよかったのかもしれないのですが、欲張ってしまったのはここから。
ノクチはロマン枠。このレンズ、意地でも持ち歩いておくと良いことが有るように思いますの。無くて後悔したくないですしね。
エルマー65㎜、ビゾフレックスⅢを含めると大変かさばりますが、浜辺の生物(主にヤドカリ)を撮るにはDRだと厳しいと思われるので思い切って加えてみました。
ビゾフレックスはともかく、ライカレンズは小型なので本数の割に小型なのでなんとか荷物には収まりました。
行動中は一日中うろうろすることになるので、全部持ち歩くわけにはいかないでしょうが、後悔のないように・・・というわけで。
さて、このラインナップを使い切ることができたのでしょうか(笑)