今日もカメラと。

好きなカメラの事を、好きに書いています。

Leica M11と南の島。-Day3-

さて、三日目です。

残念ながら波照間島は今日までの滞在。

全行程ずっと波照間島にいたかったのですが、万が一天候が荒れて帰れなくなるとまずいので、ド安定の貨客船が出るこの日で島を離れる計画。

昼の便で石垣にもどってそのまま竹富島にわたり、夕日を眺めながらゆっくりする予定。

 

・・・の筈だったのですが。

 

※ 写真がやたら多くなってしまったのクソ長いです。

 同じような写真が多いので、お暇な時におおらかな気持ちで見ていただけると・・・。

 データ量もそれなりだと思われます。Wifi環境を推奨にしておきます。

 

写真は今回も特に記載のない場合はM11 + Summilux 35㎜ F1.4 2ndです。

ラスト波照間島

ニシ浜

昼に宿から送迎があるので、その時間までニシ浜を堪能するとに決めていたので朝食を済ませて早々にニシ浜へ。

 

 

 

 

朝の西浜。

まだ太陽が低いので海の色はおとなし目。

到着した時にはだれもおらず静かな浜。

一番乗りかな。

 

 

 

浜には生き物の足跡がたくさん残っていた。

 

 

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

 

ヤドカリ君!

やっと見つけた。

DRズミクロンで接写。なんとかピントも合いました。

ここぞビゾフレックス&エルマー65の出番なんですが、宿から持ち出しておらず。

嵩張るので持ち歩くのを躊躇してしまいました。

 

波照間港

ここで、一旦船のチケットを取りに港へ。

 

浜からも見える堤防の辺りが港。

この堤防からの景色も素晴らしいらしいのでついでに見に行くことにする。

 

時刻は午前9時くらい。既に製糖工場は稼働を始めていた。

 

港へ下る坂。

海が見える坂・・・なんかロマンを感じる。

 

波照間港

 

ターミナルのそばで鳥の鳴き声が聞こえる。

見上げると、建物の屋根の隙間から雀が顔を出していた。

 

受付時間はまだ先との事。先に港をブラブラして堤防を見に行くことにしよう。

 

 

 

 

 

 

さて、堤防に上がる。

 

 

ニシ浜が見える。

 

これは・・・。

 

 

凄い色。

35㎜だと収まりきらない景色なのでスーパーアンギュロンに登場願った。

 

 

溜息が出た。

良いなぁ。

 

ここも、いくらでも過ごせそうなところですが、時間が来たのでチケットを購入へ。

 

 

 

 

ここで、衝撃の事を言われる。

貨客船は今日は乗客は乗れないと。

トラブルでいつ出るか分からないので・・・との事。

定期便の2便(昼)か3便(夕方)に乗ってほしいと。

2便に乗れればほぼ予定通りだが2便は高確率で欠航する。

しかもその時点で動くかは「未定」。

3便は大抵動いているけど、時間的に竹富島への最終便には間に合わなくなる。

 

貨客船は鉄板の筈が!このパターンは想定外・・・。

波照間島の難しいところです。

2便が動くか分かるのはしばらく先。

 

とりあず浜へ戻って待つことにする。

 

再びニシ浜へ。

 

 

 

日も高くなり光も回って素晴らしい色。

今日は曇りも無い為どこまで鮮やかです。

最高。

 

ここで、二便の欠航が判明。

この時点で竹富島行は不可能に。

泣く泣く宿にキャンセルを伝える。

当日キャンセルなのでキャンセル料金は全額である。ううう・・・。

 

一旦宿に戻って予定変更を伝えることに。

3便は運航との情報がすでに出ているのでまず大丈夫。

こうなったら夕方まで波照間を堪能するしかない!

 

まさかの延長戦。

 

 

 

 

 

 

学校の壁画。

色褪せた感じも何とも良い。

 

 

取りあえず宿に出発が延期になった事を伝える。

珍しいことらしく宿の方も驚いていた。

 

取りあえず昼食!

と思いましたが、今日は土曜日。

休みのところも多く、やって居るところも混んでいては入れず。

売店でおむすびを購入し、浜でのんびりすることに。

折角中心部に戻っていたので割と近場の灯台でも見に行くことにする。

 

波照間島灯台

 

 

 

周りはサトウキビ畑。

今は刈り取られている。

もう少し早く来るとサトウキビの中に生えている感じだったのだろうか。

 

そしてまたニシ浜へ。

 

こういう道好き。

 

 

ヤギさんは今日も元気。

 

 

時折サトウキビを乗せたトラックを見かける。

 

 

サトウキビの収穫作業。

 

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

サンゴバナ。ほんとに赤サンゴのようで面白い。

 

みたびニシ浜へ。

 

 

さて、今度こそ最後のニシ浜。

気分を変えてDRズミクロンにスイッチしている。

 

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

本当に今日は凄い。

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

こんな感じで、何度もシャッターを切っていました。

まあ、ほとんど同じ絵なのですけどね。

 

 

f:id:kei_arika:20230307020322j:image

スマホ撮影。

 

休憩所で買った居たおむすびをほおばる。

ポークタマゴむすび。

普段は絶対に手を出さないタイプの具材ですが、沖縄らしい気がするのでこれはこれで良し。

結構いける。

 

そうこうしているうちにあっという間に時間が過ぎます。

 

予想外な事が有りましたが、お陰で堪能出来ました。

名残惜しいですが、また来れることを願いつつ。

 

さよなら。

 

途中お土産を買いこみ。

 

宿で荷物を回収。港に送ってもらう。

 

 

船も予定通り出る模様。良かった。

行と違い今回は小型船。

日によって違う模様。

 

揺れが心配でしたが問題のないレベル。

 

無事石垣島へ。

 

石垣島

石垣港

 

 

 

 

 

ホテルの窓から。

折角なので、一度は止まった見たかった港近くの眺めの良いホテルを予約しておいた。

思いの外高かったので、キャンセル料を合わせるとかなり痛いですが・・・。

 

 

 

 

噂がたがわず景色は素晴らしい。

景色や人が行きかう様子を撮っているだけで楽しい。

 

 

 

 

Super Anguron 21㎜ F3.4

 

Super Anguron 21㎜ F3.4

 

Super Anguron 21㎜ F3.4

 

日が落ちてから夕食を探しに町へ。

 

夜の街。

 

 

 

 

 

 

流石石垣島

日中フラフラした時は地味な印象でしたが飲食店もたくさん。

 

 

昼がおむすび1個だったので、手軽でパワー重視な店を探して夕食を済ます。

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

お手軽ステーキ。

凄くうまい!という訳ではないけど、肉が食べたい気分だったので何か染みた。

静かで一人でものんびりできたのも大きい。

 

さて、撮影しながらホテルへ。

 

ここで、ようやくノクチルクスを登板させることを思いつく。

ホテルを出る時にカバンに入れておいて良かった。

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

このトラックが何か気になり脇道に入って撮影。

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

何かあると思ったらネコ様!

トラックの近くで発見。

寝てる・・・。

恐ろしく暗いのでノクチと高感度のゴリ押し。

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

宿の戻って作戦終了。

 

 

夜の港は暗い。

 

こうして、長い一日が終わったのでした。

イレギュラーが有りましたが、結果ニシ浜も堪能できたので、ヨシ!

さて、明日は最終日。

どうしようかなぁ。

 

ここまで付き合ってくださった皆様、本当にありがとうございます。

 

 

旅とM11。

今回M11の本格実戦投入となりました。

基本M4と同様小型で取り回しが効くのでサクサク撮影出来てとても快適。

やはり光学ファインダーは良いです。

寄れない事が弱点ですが、DR ズミクロンが良い感じにカバーしてくれました。

寄れるレンズ(アポズミクロンの35mm等)とEVFが有ればそれだけで事足りてしまいそうです。

でも、今回のようにお気に入りレンズをいくつか使うのも楽しいですね。

 

ちょっと困った事も数点。

・フリーズ。

一日数回ほどどうしても発生。

その都度電池を抜けば復帰するので、様子がおかしければ容赦なく電池を抜くようになってきました(笑)

今回はのんびり旅なのでまだ良いのですが、これは!と思ったタイミングでフリーズされるとがっくり来るのでちょっと勘弁してほしいところ。

修理に出せば直るとの情報も見たので、機会を見つけて出してみようかと。

 

・AEの癖との格闘。

M11は多点測光の癖がまだつかみ切れていません。

ハイライトを拾いやすいのか明るい空や白い砂浜が画面に入ると思った以上にアンダーになる感じがします。

必要な補正幅がニコン系より大きいので、癖を掴むのにもう少しかかりそうです。

今回はISO感度を慣れているiso100に固定、シャッター速度の上がり方で補正量を判断しようと試みました。

私の場合は晴れた野外限定で、このやり方で取り敢えずある程度対処出来そうです。

 

あと、暗いところにから明るいところにカメラを向けると高確率で極端な露出オーバーになるのは何とかならないものか・・・。どうも露出の追従がうまくいかなくなることがあるようです。(こっちはバグでは?)

これはビゾフレックス(EVFでなく光学式の奴)を使う時に顕著に発生し、ほぼ100%真っ白な画像が生成されます。

これも、再生してみないと気づきづらいのでちょっと勘弁。

修理に出す時に要確認です。

 

・・・と、ちょこちょこ何とかしたいところが有るのは事実。

今後の改善を信じておおらかな気持ちも必要だったりもします。

 

と、書いている途中に新しファームウェア(1.6.1)を見つけました。

内容は・・・。

エラー訂正
- 本体がフリーズするエラーが修正されました。
- 露出過多が散発的に発生する原因が修正されました。
- その他のバグフィックスとパフォーマンス改善

 

ん?フリーズと露出オーバー

こえ、上の二つに影響するのでは?

早速ダウンロードしてみます。

これで安定してくれれば良いなぁ。