M4BPと一緒。~ 5年目 ~
またこの日がやってきました。
M4BPを買ってからもう5年。
M11と共存しつつコンスタントに活躍してくれています。
買った当初より塗装のツヤ、剥がれも増えてきました。
去年までは毎年何かしらあって入院していましたが、今年は大きなメンテナンスを受けることなく、安定して稼働してくれました。
何度も修理に出したりしているとなんだかとても愛着がわいてくるもので、もう買い替えようとは思わないでしょう。
レンズはわりととっかえひっかえしている私ですが、ボディに関しては同じ個体を使い続ける事が多いように思います。
ボディは自分の体の一部みたいに感じるからでしょうか。
これまで使ってきたPENTAX SPやNikon F3もそんな感じで今も保有しています。
いつかはライカ系の機材を手放さざるえない日も来るかもしれませんが、M4BPは最後まで残したいと思っています。
デジタルだとあまりそう感じないのが不思議です。
さて、そんな5年目。
トピックはこんな感じかな。
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2025年度エルマー35展
写真展「エルマー35展」が12日から始まりました。
その名の通り、ライカのElmar 3.5cm F3.5というレンズで撮影された写真のみで構成された写真展です。
私も参加させていただいているのでちょとろっとお知らせです。

設営中の一コマ。
開催中は椅子が2脚置かれて記念撮影スポットになっています。
所謂機材縛りの写真展なのですが、ルールは「35mmフイルムカメラ、35mmフルサイズセンサーのデジタルカメラからのノートリミング写真」のみ。
私は今回が3回目の参加。
正直前回までは今までのお気に入りを選定していきましたが、早くもネタ切れしてきたので去年末から集中的に撮影していきました。


展示用の作品は2点*1ですが図録用に10カット程提出する必要が有るのでこれが大変。


今年分は早い段階でこれが難しそうだと気づき、近所の小金井公園の写真で行こうと決め、集中的に撮影しました。
小金井公園は何もない日は大抵ここで過ごす場所であり、それまでも良く写真を撮って来ました。
しかし、いざ写真展用にセレクトするとなると使えるものが案外少ないものです。
良いカットが有ってもエルマーでは無かったり・・・。
そんなわけで改めてエルマーで撮影に挑んだのでした。


長年通っているのですが、お気に入りのポイントも決まっているため思った以上にパターンが少なく、難儀しました。


私のエルマー35mmは戦前のノンコートのもの。
戦前ノンコートレンズという響きからノスタルジックな写りをしそうな気もしますがご覧の通り普通にきっちり写ります。
もちろん、絞っても中心部以外は緩かったりもするのですが、写真を撮るには案外問題ないものです。
それは同じ35mmでもズミルクスのように開放ふわふわをエフェクトとして活かして・・・という飛び道具が使えないということ。
それがこの縛りのキモのようです。


今回掲載したのは図録用に提出した10カット。
展示作も図録もこの中から選ばれています。
図録が販売されるのは展示会終了後とのこと。
今回の新宿北村写真機店地下は会場も広く、写真を鑑賞するには良い環境だと感じました。
もし新宿に、お越しの際はよろしけれお立ち寄りください。

*1:例年は1点、今年は会場が広いので複数展示可となりました。
KODAK Signet 35 初めてのMade in USA
私にとって初めてアメリカ製カメラです。
購入は有楽町のダイヤモンドカメラさん。
メジャーなライカから中判カメラ、ステレオカメラ、豆カメラに至るまで他ではあまり見かけないカメラや小物類が充実していたカメラ屋さん。
残念ながら今年閉店されてしまいましたが、有楽町に寄ってはショーケースを眺めるのが好きでした。
ショーケースの中でいつも目に留まったのがシグネット35。
他の店では1台あるか無いかなのに、いつも複数台並んでいたためでしょうか。
正直本などで見た時はその独特なデザインも相まって、それほど興味があるカメラでは無ったです。
しかし写真で見るより小さくて可愛く、金属の地金のそのままな鈍い輝きは思いのほか魅力的でした。
私の中でいつしかダイヤモンドさんと言えば・・・なカメラになっていました。
閉店されるとの報を聞いて思い浮かんだのもこのカメラ。
私が買いに行ったときにはショーケースのカメラもだいぶ減っていて、シグネットも最後の1台。
状態も問題なさそうだったので購入することしたのでした。
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戦前ローライは良いぞ! ① ~Rolleiflex Standard / Tessar 7.5cm F4.5編~
戦前型のローライフレックスが好き。
古いものだと90年前の物ながら、初期の二眼レフながらカメラとして非常に完成度が高く、古いものだと90年前の物ながら今でも十分に使えるカメラです。
何よりデザインが最高。
良い状態の物を見かけると既に同じものを持っていても欲しくなるほどです。
素敵な付属品が付いていれば尚更。
気づけば大量の戦前ローライが家に並んでいる事に。
記事も何度か書いています。
Rolleiflex Standard
Rolleiflex 4x4(410)
Rolleiflex Original
どれも大好きなカメラです。
最近再び二眼レフを使いたい熱が高まってきており、手持ちの戦前ローライを引っ張り出してきています。
そんなわけで、私のお気に入りの戦前ローライを新たに紹介してみようかと。
今回はRolleiflex Standardの初期型、開放F値が4.5のTessarが搭載されているモデルです。
続きを読む波照間島への旅 2025 その⑤ おまけ編
大分間が空いてしまった。
波照間旅行の最終日です。
石垣島で一泊して本日東京へ帰った日。
あまり写真は撮っていないので、おまけ編といったところです。
ホテルの窓から。

COLOR-SKOPAR 21mm F3.5 VM


朝の港。
行きかう人々を眺めているのは結構楽しい。



港のタイル模様、ミンサー織りの柄だ!
難度か泊まって初めて気づいた。
石垣港周辺。
ずっと、眺めていたいけど帰らねばならない。
空港へ行く前にお土産を買いに港周辺の商店街へ。


この辺りの路面にもミンサー織りの柄が。

急いで廻ったのでこれくらいしか撮っていない。
思った以上に少なかった。

石垣空港展望台
買い物後、石垣港へ。
親を送り出して時間があるので展望台から飛行機を撮影して時間を潰していた。


手持ちのレンズで最大望遠が90㎜と空港で撮影するには心許ないのですが・・・。

Elmar 90mm F4 Triplet
案外何とかなるものです。
大きな空港だと厳しかったかもしれませんが、程よい感じ。

Elmar 90mm F4 Triplet

Elmar 90mm F4 Triplet
RF機で望遠はフレーミングもアバウト。
空港ではやっぱり一眼レフやEVF機の望遠ズームが便利なんだろうなとか、当たり前のことを思ったりもした。
でも、まあそれなりに撮れたのではと。

Elmar 90mm F4 Triplet

Elmar 90mm F4 Triplet
RF機には向かない被写体だけれども結構楽しめた。

Elmar 90mm F4 Triplet

Elmar 90mm F4 Triplet
ジンベイザメ柄の飛行機。
かわいい。
その後飛行機に搭乗羽田に向かったため、今回の旅の写真はこれでおしまいです。
窓際の席が取れなかったのは残念。
思った以上に撮影枚数が少なくなってしまいましたが、いつもとは違うパターンの写真も撮れたので良し。
ただ、展示用の写真には今一つパターンが足りないのよね・・・。
カメラのシャッター不調で露光ムラが出てしまった年が有るのが痛い。
今後も引き続き撮ることになりそうです。
来年もいけると良いなぁ。
C Biogon 35㎜ F2.8 ZM

きちんと写るレンズが欲しい。
この旅行の為に導入したレンズ。
古いレンズ、特に35㎜は8枚玉を投入するに至り、撮りえずはひと段落したように思う。
まだまだ気になるレンズ(ズマロンとか)は有るものの、これまでの反動でキッチリ写る新しいレンズが欲しくなったのです。
そんなわけで前から気になって居たレンズを投入することにしたのでした。
同じツァイスZM35mmにはF1.4とF2が存在し、特にF2とはかなり悩みました。
結果よりコンパクトなF2.8を購入しました。
きっちり写すという意味ではフォクトレンダーのAPO LANTHER 35㎜がベストだったかと思う。
こちらも鏡胴が長いがどうも気になった事も有るのですが、現在ツアイスZMレンズが欲しい期に入ってしまって居るのでどうしてもBiogonに心惹かれた。
Planar 50mm F2とかも買えるうちに欲しいよね。
APO LANTHERもいつかは欲しけど。
あと、ライカ純正レンズね・・・。
当然良いのだろうけど、不思議と手を出す気にならないのよね。
もちろん高いからなのだけど、そこまで頑張る気がしないというか。
大枚出すなら古いレンズの方に、と思ってしまうからかもしれない。
古いレンズありきでM11を買ってますからねぇ・・・。
さて、C Biogon。
新品を狙っていたのですが、私が行ったときは在庫無し。
次回いつ入荷するかもわからない状態でした。
ZM系レンズはあまり作っていないのか品切れしていることが多いように思う。
運よく状態の良い中古が有ったので、それを購入することにしました。
新品と価格差もあまりないので新品が良かったのですけどね。
まあ、そうそう壊れるレンズでは無いので、実用上は問題はないんですが。
外観

ボディはM11を使いたかったのですが生憎入院中。
モダンな雰囲気のレンズだけど、M4との組み合わせも違和感がないと思う。

フードを装着。
ライカ純正の12585と似たデザインでこれもマッチングが良い。
ボディとのバランスはやはり良い感じ。
レンズは長いのはどうも苦手なのですよね。


後玉は結構突出している。
カメラの装着には問題無いけれど、古いライカのリアキャップは繰り出した状態でないと装着できなかったりする。

絞りのクリックは1/3刻み。
M11のシャッターは1/2ステップだし、正直そこまで細かくなくてもという気もしましたが慣れればこれはこれで有り。
露出補正は1/3ステップだしねぇ。
描写は?
実写は良好でした。
ちゃんと0.7mまで寄れて、逆光で派手なフレアが出る事もなく、中心部もばっちり解像。発色も良いと思う。
実は発売されてから17年程(2008年5月発売)経つレンズなので流石に周辺は甘い気もするのですが、気になるほどではない。M11の60MPにも十分耐える感じ。
開放では程よい周辺減光も有るので遊べる部分も有るのも◎。
F2.8の開放F値もデジタルなら力押しで何とでもなるレベル。
普段使いはこれで良いな、と思えるレンズでした。
前の記事に乗せたカットを再掲しつつ雑感などを。


周辺減光で遊ぶの図。変に味が付きすぎないのが◎。




M11側の設定や現像パラメータがこなれてきた事も有るのだろうけど、発色も良いと思うのよね。



古いレンズだと苦手そうなシチュエーションでも普通に写る。
役目は果たしてくれたなと思う。

近距離も行けるなと。
植物が”生っぽく”*1写るレンズが好きなのですが、まさにこれ。
良いね。

これも砂粒の描写がバッチリ決まっていてうれしくなった一枚。
解像しているのももちろんだけど、多めで丸い粒の質感がちゃんと出たのがうれしかった。
レンズで十分だな、と思える写りでした。
買ってよかった。
ZMレンズは良いねぇ。余計Planar 50㎜が気になってきてしまった。

