今日もカメラと。

好きなカメラの事を、好きに書いています。

Leica M11と南の島。-Day2-

2日目。

朝食時間が7時からなので、いつも以上にちゃんと起きることに。

きちんと寝たのが遅かったのでちょっと辛い。

 

前日は曇りでしたが、どの外を見ると雲のない空が!

 

今日は良い海が期待できそうです。

※ 前回より画像データを小さくしました。読み込みは少しはマシになっているはずですが、念のためWifi環境を推奨にしておきます。

 

二日目

今日は一日波照間島ですごせます。

朝食を食べ一休みしてから早速出発。

 

今回も記載のない限りはSummlilux 35㎜で撮影です。

 

ニシ浜へ

今日もまずはニシ浜から。

光の関係で午前中の方が綺麗に見えると教えていただいたのです。

昨日は徒歩でうろうろしましたが、今日は宿で自転車を借りることにしました。

 

 

 

ところどころおいてある農業用トラクター。

色合いに何か惹かれるのかちょこちょこ撮影。

 

ところどころに電気屋のチラシが。

後で調べたら石垣島のお店のようでした。これを見て買い出しに行くのかな。

こういう生活感が感じられるところ良いなぁ。

 

朝の売店。光が綺麗。

 

 

 

少しわき道に入ると海へ向かう道が。道の先に見える海って良いですね。

 

 

マンホール。南十字星が見える波照間島

昨晩の居酒屋さんにいらっしゃった方からこの時期も2時半から3時位にみられると教えていただいた。

前出の海が見える道から見えるらしい。

実は昨晩一度起きたときに少しだけ見に行きましたが、残念ながら雲が出ていて見る事が出来ず。

 

 

 

年季の入った壁が多い。好き。

 

遠くに見える海の色が昨日とは全く違う!

 

 

 

やぎさん。今日ももぐもぐ。

これはDR Summicronだったかも。

 

製糖工場。

間から見える海が凄い!

ここ地味に撮影ポイントだと思う。

 

良い天気。

無駄に開放で撮ってしまう。

 

凄い。この時点でため息もの。

 

うわぁぁ。

自転車を止めた駐車場から。

晴れていると色の鮮やかさが違います。

 

 

 

ヤドカリの足跡。ヤドカリ自体はなかなか見つからない。

 

休憩所より。いい景色。

 

休憩所付近は少し高くなっているので海の色が綺麗。

海を眺めるにはこの辺りが最適かな。

あ、またセンサーにゴミが・・・。

 

開放でも撮ってみる。周辺減光いいなぁ。

AEで撮影していますが、周辺減光分中心部は露出オーバー気味になる。

 

また駐車場に戻ったり。

ここも少し高いので凄く綺麗。

 

また浜に下りたり。

グルグルして似たようなカットを撮りまくってしまった。

この日は雲も結構流れていて、雲の影が海に落ちるのに合わせて色がか刻々と変わる。

日が差すと鮮やかな光が浮き出してきて、つい撮ってしまうのです。

 

絞り開放が楽しくて。

露出がオーバー気味になるのに加えて、レンズの滲みもよく効いていると思う。

まるで、光があふれる感じが出るようです。

シャッター速度は1/8000-1/10000程。NDフィルター不要で撮影できるのはM11の強みでしょう。
滲みや周辺減光依存の撮り方はあまり良くないとは思いますが、楽しいのよね・・・。

 

 

この足跡ホント好き。

 

 

気づくと1時を過ぎていた。

どうやら、2時間半ほどループしていたらしい。

このままだと日が暮れるまでずっとグルグルして居かねないので、一度撤収、お昼を食べに。

波照間島のランチ営業しているところは少ないと聞いていましたが本当に少ない。

宿でもらった地図を頼りに何とか探し、なんとか1軒やって居るところ発見。

 

おしゃれな感じのカフェ。

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

DR Summicron 50㎜ F2

 

”島豆腐のベジタコライス”を注文。

普段質より量!というアレな食生活な私。

オーガニックが売りのお店のだったので正直あまり期待していませんでしたが、これが普通の美味しかった。

メニューをよく読まずに注文したので見落としていましたが、肉・卵・乳製品不使用だったらしい。

気づかなかった・・・。

味付けがうまいのか普通のひき肉がのっているのかと。

違いの分からない人間である。

デザートも日に当たったからだに染みました。

満足。

 

DRズミクロンは目論見通りテーブルフォトには大活躍。

眼鏡(レンズに付ける奴)を付けて撮影していますが、M11との組み合わせも全く問題無し。

良い写り・・・。いい仕事をしてくれました。

 

こちらはズミルクス35mm開放。寄れない。でも、これはこれで嫌いじゃない。

 

南へ

 

さて、エネルギー補給が済んだら今日は日本最南端へ。

ニシ浜とは反対側へ向かいます。

 

 

人ともほとんどすれ違わない道をひたすら進む。

 

 

やっと海が!

 

 

 

最南端!

 

Super Anguron 21㎜ F3.5

 

Super Anguron 21㎜ F3.5

ニシ浜と違いこの辺りは岩場。

 

 

崖に崖に近づくと波が岩にぶち当たっている。かなり激しい。

犯人を追い詰めるには最適な感じ。

柵なども見当たらないのでかなり近寄れてしまう。

万が一躓いて落ちたらアウトだろうな・・・。

来る人もちらほら程度だし。

でも、このありのままな感じよいなぁ。

 

 

 

厳しそうな環境だけど植物もちゃんと。

 

堪能したので戻ります。

 

再び北西へ。

 

 

 

 

子ヤギ?白くてかわいい・・・。

 

 

望遠持ってくれば・・・と思った。

でも、望遠は戦前エルマー90㎜かビゾヘクトール125mmという極端な物しか持っていないのよね。

いい加減程々の90㎜買わないとなぁ。

 

 

迫力ある年配ヤギさんも。

後から調べたらヤギ牧場と呼ばれる場所だったらしい。

 

そして向かった先は・・・。

 

 

戻ってきてしまった。

 

 

半逆光になったのでちょっと水面の反射が出てきていますね。

でも、眺めていると本当にきれい。

 

 

 

日が傾くまでこの休憩所でずっつ海を眺めていた。

本よ読んだりしてのんびり。

こうやって過ごすつもりで来たのですが、行ってみたいところが多いとなかなかそうもいきませんね。

 

日が落ちるまでのんびりしていたかったのですが、夕食の予約時間になってしまった。

もっと、遅い時間に取れれば良かったのだけどちょっと出遅れた模様。

名残惜しいですが、離脱。また明日!

 

夜。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は一人でのんびり。

東京ではあまり感じませんが(そもそもあまり飲みませんが)、やたらビールがおいしく感じる。

そうえば、食事は毎回ゴーヤーチャンプルーを頼んでいるな。

 

 

 

石敢當(いしがんとう)。魔よけの石。注意していると結構見かける。

T字路の突き当りに設置してある。魔物は直進してくるので家の中に入ってこないように・・・ということらしい。

こういう光で見ると何か意味を感じる。

 

 

 

波照間島の夜は本当に静かで闇が濃いなと思う。

本当にちゃんと撮ってみたい。

 

素晴らしい海と、最南端を両方達成できて良い一日でした。

 

 

 

 

 

右下がりな写真たち。

割とショックなことに、この旅でのM11の写真は右下がりがかなり多くなってしまいました。

途中気づいて取り直すもなお駄目なことも。

M11はライブビューだと電子水準器が使えるので最悪それに任せることもできますが、すごく負けた気がします。

原因はおそらく構え方。

M11は背面のダイヤル付近の突起が良い感じに親指がかかるので右手で掴みやすいのですが、私の場合は右手をメインでホールドすると大抵傾くのです。

おそらくそれが原因かと思っています。

これは一眼レフ(特にグリップが大きいAF機以降)を扱っていた時も同様でした。

左手で下からしっかり支えて、右手は摘むように持つのが私の中での安定するカメラの構え方。

暫くは検証&練習する必要がありそうです。