Summicron 35mmF2 1st と川沿い散歩
さて、M4とSummicron 35mm F2 1stの組み合わせでいつもの散歩コースへ出かけてみた。カメラ内には撮り切っていないフィルムが入っていたので撮り切りってから、ネガカラーフィルム(Kodak Gold200)を装填した。
何故ネガカラーというと、地元で1時間現像が可能だから。
レンズ・カメラのチェックをするのにとても便利なんですよね。
今回は晴天の為、大半は絞りをF8くらいまで絞っての撮影になりました。
野川。


冬のの葉の落ちた木々、枯草は好物。
良い具合に解像してくれていると思う。


中央部付近を切り出すとこんな感じ。
枝や草がしっかり描写されている。
それでいて硬い感じがしないのが何とも良い。

逆光ではフレアは出やすいかな。
この辺りは時代に有りだと思う。

最近古いコンクリートの壁や構造物が気になって撮ってしまう。


ロウバイの花。
最短撮影距離70cmなのでそれなりに寄れるのでこういう被写体でもそれなりにこなせる。
F4まで開いている。ボケは綺麗とは言い難いかも。



表面が荒れた壁もしっかりと。

冬なので日が傾きだすのが早く、そんなに遅い時間でもないのに長い影が落ちている。
光が当たる所に犬を散歩している人が見えてパチリ。
実に安定している写り。

おお。バッチリ写っている。
枯れた芝生の雰囲気も出ていると思う。
良いね。

ちなみに周辺は甘め。これもF8。
Elmar3.5cmよりは善戦していると思う。
事前にデジタルでテストした限りは、F11まで絞るともう少し均一になるけど、中心も僅かに甘くなってくる感じだった。


落ち葉。

近接でも葉っぱの凸凹がバッチリ出てくれた。
凄い。

逆光を受けて枝が光っている木を撮った筈が・・・。
露出がアンダーなことと、フレアが強烈で埋もれてしまった。
かなり意地悪な条件だけど、やはり逆光にはあまり強くない。
この辺りは時代なりかなと思う。



沢山の実がなっている木。

無駄に拡大したくなる。
木の実ももちろん、幹のざらざらした感じもしっかりと出ている。
これこれ!って思った。私の思うライカレンズのイメージ。
こういう被写体(コントラスト低めで細かい被写体)できちっと写るのが良いレンズだと思っているので、決まると本当にうれしいのです。



西日で地面に伸びる影。
この時期の大好物です。
やはりフレアはるけど、これ位だったら悪くないのでは。
一枚目の出方が構成枚数が多いレンズ、という感じがする。
多摩川

そのまま電車に乗って多摩川に出た。

既にかなり日が落ちていて影が長い。

暗い水面に西日を受けた水鳥が美しく狙ってみた。
流石に35mmだと厳しかった。何が何かわかりませんね。


順光で絞っている状態なら何も問題無い感じ。



しつこいようですが拡大。
遠距離がしっかり写ってくれるのは特にワイドレンズでは凄く大事だなと思う。

問題は逆光かな。
古いのである程度は仕方が無いのですが、ちょっとうるさい感じのフレアが出るのは気になる所。
帰ってから気づいたことですが、レンズのフィルターの内側に大きめな埃が付着していました。
その辺りの影響も考えられるので、今後チェックしてみたい。
雑感。
今回はお散歩撮影ということで、通り絞った状態で運用してみた。
とりあえず、絞った運用ではかなり好印象。
しっかり細部を写してくれているのに、ガチガチ感が無いのが凄く良い。
遠距離も近距離もしっかり写し取ってくれる。
嬉しすぎて、しつこいぐらいに拡大画像を載せてしまいました。
ご容赦を。
古いレンズらしく周辺は緩めですが、絞れば気にならないレベルになります。
M11で軽く遠景チェックしてみたのですが、絞り開放では本当に中心しかキッチリ写らない感じ(日の丸の赤い部分より狭い印象)、絞るにつれ改善してF5.6~8位で概ね実用レベル、F11まで行くとさらに均一になるけど僅かに甘くなるようです。(回析の影響?)
個体差も有るのかもしれませんが、先人の評価を見る限りどのレンズも多かれ少なかれこのような傾向があるものと思われます。
この辺りは弱点とも言えますが、実際に撮った”絵”としてはさほど気にならないのですよね。この辺りはElmar 3.5cmを長く使って分かったこと。
あと気になるのはフレア。
条件によってはちょっとうるさい出方をしました。
そもそも古いレンズなのでフレア自体は仕方がないのですし、前玉にホコリが有った状態なのでまだまだ判断は保留。
今後使い込んでいくとまた印象が変わるかもしれません。
楽しみです。