今日もカメラと。

好きなカメラの事を、好きに書いています。

M11と大阪へ。

大阪へ

家の用事で大阪へ行ってきました。

今回も作業をする時間が大半なので、それほど活躍の機会は無いかもせれなかったのですが、取り敢えずカメラは持っていくのです。

こういうときは荷物はコンパクトにまとめたいものです。

しかしM4とM11で散々悩んだ挙げ句、結局両方持ち出す事になったり(今回は気軽さを重視したのでM4の出番無し)、レンズもなんだかんだで、本数が増え、結構な大所帯に。

いつものパターンです。

多少無茶しても鞄はそれなりのサイズに収まるのが良いところですね。

 

今回はそんな大阪行きの中でポツポツ撮った写真を載せてみます。

 

出発

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

私にしてはかなり早く起きて出発。

いつも通りかかると撮影するポイント。

絞り開放。Summilux 35mmの開放はホワホワなイメージですが、

低照度フラットな光線条件では案外普通に写る。

ただ、画面端ミラーに写りこむ電灯のコマ収差が強烈。

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

これも絞り開放。

行先表示の滲みが良い感じ。

ハイライトが出てくると途端に滲みだす。

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

購入しておいたサンドイッチを前の席に引っ掛ける。

私的に旅っぽいシーンなので一枚。

こんなのでも最短撮影距離1mのレンズで撮るには思いっきりのけ反らないと撮れなかったり。

もう少し寄れたらよいんですけどね。

何か立体感が有って良い感じ。

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

富士山!

とっさに撮る時はAE付きは本当に便利。

車体深度とシャッター速度を稼ぐために絞りとシャッター速度を固定、ISO感度オートで調整。

デジタルならではの力技。

絞ればきっちり写る。

 

大阪駅

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

大阪へは小さいころから新幹線で行くことが多く、度々訪れている場所。

昨今改修工事で大分変ってしまったけど、ところどころ昔と変わらない場所が残っていてうれしくなる。

新幹線から地下鉄へと向かうこの辺りはあまり変わっていない。

汚れたガラス扉の感じとかが良い感じだと思う。

 

 

千里中央

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

千里中央

この辺りも建物が古くなってきて、再開発始まった模様。

千里阪急のこの建物はまだ変わらない。

 

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

この辺りも変わらない。

ただ、閉鎖になっている建物も有り少し寂しい。

新大阪の駅もそうですが、思い出の場所は開放で撮りたくなる。

ズミルクスの開放ってそういう時に妙にしっくりくるのです。

頼りすぎてはダメだとは思うけど。

 

夜の買い出し。

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

これは、現地で夜の買い出しに出かけたときの写真。

取りあえずはカメラは持って行く。

夜なのでノクチ。

デカいけども、やはり夜にはこれを持ち出したい。

全て開放で撮影しているけど、しっかり写る。

ピントも、概ね大丈夫。

 

祖父母宅にて。

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

今回用事が有った。祖父母宅。

晴れた日で、外から差し込むがなんだか気になって撮っていた。

やはり絞り開放。

なんだか雰囲気が出た気がする。

レンズのせいか、M11の絵作りか。

 

万博公園

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

万博公園

思いの外、作業が順調に終わったので久々に出かけてみた。

万博公園といえば太陽の塔

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

ドーン!

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

天気も快晴。

当然ながら激写。

 

Super Angulon 21㎜ F3.4

 

 

Super Angulon 21㎜ F3.4

 

近くによるととても大きい。

35㎜だと収まりきらなくなる。

持ってきて良かったスーパーアンギュロン!

何となくカバンに入れていたのがここで役立った。

湾曲が少ないからか、自然に撮れる気がするレンズ。

相変わらず周辺の光量落ち・色被りが強烈なのですが、

太陽の塔との相性は悪くない気がする。

ただ、M11用にはもう少し普通に写る21㎜も欲しい気がする今日この頃。

 

 

 

運良く当日券の販売が行われており、太陽の塔の内部に入ることが出来た。

基本は予約制。平日で人が少なかったからかな。

 

Super Angulon 21㎜ F3.4

 

Super Angulon 21㎜ F3.4

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

強烈なデザイン。

外観も含めて半世紀以上前のデザインですが、古く感じないのが凄い。

残念ながらカメラが使えるのは1Fエリアのみ。

 

 

 

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

ボチボチ紅葉が始まっていた。

もう少ししたらとてもきれいだろうな。

 

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

DR Summicron 50mm F2

 

DR Summicron 50mm F2

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

ほわほわな草。

ミューレンベルギア カピラリスというらしい。

初めてみた。

逆光でみると輝く紫色の雲の用に見える。

案外きれいに撮るのは難しい。

結構撮った。

 

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

Noctilux 50㎜ F1 E58

 

秋色。

これからの季節はこういうのを撮るのが好きです。

ただ、こういうのは一眼レフの方が撮りやすいかな。

 

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Super Angulon 21㎜ F3.4

 

DR Summicron 50mm F2

 

帰りも撮ってしまうよね。

大分斜めになった光を浴びる太陽の塔

良いねぇ。

今度来てもまた撮ってしまうのだろうな。

 

梅田

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

帰りに滑り込みでカメラ屋さんを覗きに。

ズミルクスの良いコマ収差が唸る!

3枚目の緑色の線は空に向けられたレーザー光。

ちょっとカメラのセンサー異常にも見えますね。

 

新大阪駅

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

Summilux 35mm F1.4 2nd

 

帰路。

この時は余り写真は撮って居なかったものの、行先表示は押さえていた。

なんだか、必ず撮っている。

空港の大きな案内板も。

旅の象徴みたいなものだからだろうか。

 

 

撮った中から適当にセレクトしたら大分脈絡が無い感じになってしまいました。

なんでも詰め込んだからでしょう。

持ち歩きやすいカメラだからこそ、いろいろ撮影出来たのか。

 

M11所感。

購入してから10ヶ月ほと経過。

 

kei-arika.hatenablog.com

 

M4との使い分けはどうなるかと思いましたが、今回のようにお手軽さを重視する時や、レンズのテストやピント合わせの練習みたいなシミュレーター的な運用での出番も多いです。

 

思いの外役立ったのはレンジファインダーの練習ができる事。

ピントに関してです。

M4を使い始め、M11を導入するまでの2年間ほど、ピントが安定せず難儀していました。

特にノクチや望遠レンズを扱う時。

レンズやM4のファインダーも疑いましたが特に異常は見つからず。

M11でも同様の結果となり、どうやら扱い方の問題らしい、と見えてきたのでした。

一つがファインダーの覗き方。

レンジファインダーは覗く位置によって微妙に二重像がズレ、それがピントに影響していたようです。

ファインダーの真ん中を正面から真っすぐ覗く。

私は眼鏡を掛けていることも有って、これがなかなか難しいのです。

一眼レフを使っていた頃から手振れを嫌ってなるべくボディを顔に押し付けるようにしていたのも原因。

デジタルカメラは結果がすぐわかるのでいろいろ試すことができ、ようやく気付くことが出来ました。

まだまだ完璧とは言えませんが、以前よりはピントも安定してきたように思います。

ここに気づけたのは凄く大きい事。

 

 

導入当初はフリーズに悩まされました。

ファームウェアをバージョンアップしたり、初期化したりしても変わらず。

結局修理に出して落ち着きました。

今回始めて1日使う事になりましたが、一度もフリーズしませんでした。

国産機とは違うし、フリーズぐらい大目に見てあげないといけないカメラなの!?

とも思いましたが、流石にそんなことは無かったみたいです。

デジカメとしてのM11は機能的にはよく言えばシンプル、悪く言えば国産機の何周遅れで洗練されていないと感じる部分もありますが、MレンズをEVFでなくレンジファインダーで使える、というだけで価値があるカメラだと思うので、あまり言うのも野暮*1というものでしょう。

物凄くスローなカメラ。

趣味特化という感じ。

多少不便でも使いたくなるのはその趣味が強い部分が魅力なのでしょう。

なんだかんだで結構持ち出しています。

まあ、こういうカメラも有っても良いよね。

値段は大分アレだと思うけど。

でも、それを買う私ももっとアレ。

 

 

*1:

野暮。

 

そういいつつ、書いてしまうのである。

わりと沢山あるので別記にしました。

 

・AEの癖が・・・。

 明暗差があった時の挙動が分かりにくい。(多点測光使用時)

ハイライトに持っていかれる時とシャドーに持っていかれるときの条件が掴めないので、露出補正がやりにくい。結構大胆に補正しないとダメな時もあるし。

多点は止めて中央重点を使うべき?

イカJPEGの絵って、暗部がズドンと落ちるように思うので、そのあたりも扱いづらい原因なのかも。

 

・センサーに埃が載りやすい。

電源が入っている間は常にシャッターが空きっぱなしなことも有ってか、気づくと画像に影が載っている事が多いです。

レンズ交換時うっかり電源を切り忘れると慌てます。

勿論センサークリーニング機能などはないので、持ち出す時はブロアーは必須かなと思います。

あと、ペンタックスのクリーニングスティック。

それでも細かいゴミはだんだんたまってきます。

いちいちサービスセンターに持っていっていられないので自分で清掃するようになりました。

センサークリーニング機能が有れば。

最新のファームウェアでは、レンズ交換時はシャッターを閉めてくれるようになった模様。

少しは軽減されるかな。

 

・メニューの最初のクイックメニュー画面をカスタムできない。

ここに割り振られている機能の選択が謎。

なぜにこの機能のショートカットが!?と思う部分も。

ここが弄れれば大分操作性も上がるように思うのだけども。

この辺りは国産機のようにカメラがユーザーに合わせる、というよりライカの提示したベストな操作系に合せろ!という思想なのかもしれませんが。

 

・親指の置場が難しい。

カメラを握る時、背面ダイヤルと液晶画面の間に親指を置く事になると思うのですが、スペースが微妙に狭いのです。

その為液晶に触れてしまい、タッチパネルが反応してしまいます。

再生モードからシャッターボタン半押しで撮影状態に復帰できるのですが、画面の何処かに触れていると撮影状態にならず、シャッターボタンを押しても撮影できないことがあります。

持ち方で回避できる範疇では有りますが、地味に厄介。

サムレストを買えという事なのか。